
ステンレス魔法びんはステンレスの二重構造の容器になっており、
外びんと内びんとの間は100万分の1気圧という超高真空状態になっています。
この真空状態は宇宙空間と同じで、何もないために対流による放熱を防ぐことが出来る。
また、内びんは鏡のように仕上げられており、輻射により熱が逃げようとしても反射して戻されてしまいます。
この真空の「壁」こそがサーモスの高保温・高保冷性能の秘密だ。
魔法びんはステンレスの2重構造で、外びんと内びんの間を真空状態にしています。真空は宇宙と同じで、水も空気もないため熱を伝えません。
内びんは鏡のようになっており、熱が逃げようとしても鏡に反射して戻されてしまいます。
熱は金属や水・空気などの物を通して温度の高い方から 低い方へ移る性質を持っています。
外びんと内びんの板厚および間の空間は可能な限り薄くされています。
これにより伝導による放熱を最小限にし、外形を小さく抑え、かつ容量を大きく確保することが可能になります。
まず始めに、高度な金属プレス加工によって二重構造の魔法びんの容器が作られます。
次に行われるのが真空熱処理。大型のタンク状の真空チャンバーの中に容器を入れ、100万分の1気圧という高真空状態を作り出します。
容器の外びんの底面には小さな穴が開けられているので、このときに外びんと内びんの間の空気も真空になります。
この後、真空チャンバーの中での加熱処理により外びんの穴は密封され、
しかも容器表面に付着した不純物も除去されクリーンな状態になります。この真空チャンバーを使った製造法が、
他社の追随を許さないサーモス独自の技術なのです。
できあがった魔法びんの容器はそのまま2〜3週間保管されます。これはエージングと呼ばれる工程で、
容器の製造後初期に発生しやすい微細なクラックによる真空不良を発見するために必要な期間です。
この後、保温性能が全数検査されます。この厳格な品質管理によってサーモスの高い品質が保たれ、世界中で信頼されているのです。
保温性能検査のあとは塗装、研磨、印刷などの工程を経て組み立てられ、
さらに品質検査を行ってから、サーモス製品として出荷されます。