
小さいながら栄養豊富な豆類は、種類も食べ方もさまざま。特に大豆はタンパク質が多く、そのままでも豆腐などの加工食品としても重宝されています。豆のいろいろをご紹介します。
日常でよく知られている豆の名前をあげると、大豆、小豆(あずき)、いんげん豆、枝豆、空豆、グリーンピースなどいくつも思いつきます。
豆の種類は非常に多く、同じ種類の豆でもさらにいろいろな分類と名前があったりします。
たとえば大豆といっても、黄大豆、青大豆、黒大豆などの種類があります。
わたしたちが一般にイメージする薄黄色の豆と、お正月に欠かせない黒豆、ビールのお供の枝豆は、実はすべて大豆なのです。
枝豆は青大豆の一種で、未成熟な大豆を収穫したものです。
日本で収穫される大豆の約2割が枝豆として消費されているともいわれるほどポピュラーなものです。
さらにその枝豆のなかでも、山形県鶴岡市の特産品に「だだちゃ豆」があり、ブランド枝豆として有名になっています。
そして枝豆をゆでてつぶして作る緑色の餡が「ずんだ」で、ずんだ餅など和菓子によく使われています。
大豆だけとっても、さまざまな種類と呼び名があるように、豆の種類は非常に豊富です。
ほかにも日本でなじみの深い代表的な豆を簡単にご紹介します。
◎小豆(あずき)
餡にしたり、甘納豆やようかんなど、和菓子の材料として欠かせない豆です。
赤飯にも使われることもありますが、皮が破れやすいために、かわりにささげを使うことが増えています。
◎いんげん豆
1600年代に明の僧侶、隠元禅師が日本に持ち込み、いんげん豆と呼ばれるようになったといわれています。
甘納豆などに使われる白いんげんや金時など、生育した豆を食する場合と、さやごと若採りしたさやいんげんとして食する場合があります。
またチリビーンズなどに使われるキドニービーンもこの仲間です。
◎えんどう豆
うぐいす豆などの材料になるえんどうですが、若採りしてさやごと食べるさやえんどうのほうがよく知られているでしょう。
またえんどう豆の若い種子をとったものがグリーンピースです。
またえんどう豆のもやしが豆苗(とうみょう)で、中国料理によく用いられています。
豆は植物の種子ですから、栄養分が凝縮しています。
とくに大豆はタンパク質と脂質が豊富で、「畑の肉」と呼ばれて重用されているほどです。
しかし種子であるがゆえに組織が堅く、そのままでは食べにくいため、消化しやすい形で加工した食品も数多くつくられてきました。
それが豆腐、納豆、みそ、しょうゆなどで、日本人の食文化には欠かすことのできない重要な食材です。
もちろん豆そのものを調理して食べることも多く、その食べ方もいろいろですが、やはり代表的なのは煮ものです。
黒豆や五目煮など豆の違いにより煮方もさまざまで、各地方によっていろいろな豆を使った郷土料理があります。
また日本だけでなく、メキシコ料理ではチリビーンズ、インド料理では「チャナ・マサラ」(豆カレー)、中近東で広く食されている「ファラフェル」(豆コロッケ)など、世界中にさまざまな豆料理があります。
豆類の調理には十分な浸水が必要で、煮込みにも時間がかかります。
しかし、シャトルシェフなら、豆を煮詰めてしまったり、沸騰させて皮がみんな破れてしまうという失敗もありません。
食材としての豆を最大限に生かした、おいしい料理ができあがります。
ぜひいろいろな形で楽しんでみてください。


