
じつはかぼちゃの収穫時期は夏から秋ですが、緑黄色野菜の少ない冬に備え、冬至に食べられるようになりました。そんな栄養豊富なかぼちゃのあれこれをご紹介します。
かぼちゃの原産地はアメリカ大陸。ウリ科の植物で、大きく分けると日本かぼちゃ、西洋かぼちゃ、ペポかぼちゃの3つに分けられます。
日本かぼちゃは、16世紀に漂着したポルトガル船がもたらしたカンボジア産のかぼちゃの品種を起源とし、カンボジアがなまって「かぼちゃ」と呼ばれるようになったといわれています。現在では生産が非常に少なくなっています。
西洋かぼちゃは江戸時代の末期に日本に入ってきました。現在では別名栗かぼちゃと呼ばれる西洋かぼちゃが、ほくほくして甘いことから、市場のほとんどを占めるようになりました。えびす、黒皮栗、青皮栗、赤皮栗、雪化粧などの品種があります。
ペポかぼちゃでもっとも一般的に知られているのは、イタリア料理で使われるズッキーニです。またハロウィンのときに使う「お化けかぼちゃ」もこの種類です。食用以外に観賞用に使われることも多いです。
冬至になるとかぼちゃを食べることから、冬の野菜のようにも見えますが、収穫時期は夏から秋です。かつては冬場にとれる野菜が少なく、かぼちゃは保存もきくことから、重要な栄養源として冬場に食べられました。
またかぼちゃは3〜4カ月貯蔵すると、デンプンが当分に分解されておいしくなるので、冬場に食べることが多いようです。いまでは南半球からの輸入も増えているので、季節を問わずいつでも食べられますが。
緑黄色野菜の代表格としてあげられるかぼちゃは、とくにカロチンが豊富です。粘膜や皮膚の抵抗力を強くするといわれています。
西洋かぼちゃは、和食の煮物から、サラダ、スープなど応用範囲が広く、さまざまな料理に使われています。また甘みも強いので、ケーキやプリンなどのデザートなどにも利用されます。
かぼちゃは皮が固く、煮物のときなど煮えにくいのですが。皮やワタの部分に栄養が多く含まれています。できるだけいっしょに調理をしたほうがいいでしょう。切るときに包丁が入りにくいときには、先に電子レンジで加熱してから切ると、楽に切れます。
栄養価が高く、甘くておいしいかぼちゃは、やはり煮込み料理が絶品です。シャトルシェフなら、煮崩れしやすいかぼちゃも、きれいにおいしく炊くことができます。もちろんすてきなデザートもつくれます。ぜひトライしてみてください。