モチモチ&シャキシャキの新食感! 今井真実さんの「れんこん牡蠣餅」でお餅パーティー

お正月の楽しみといえば、やっぱり「お餅」。焼き餅や雑煮を楽しんだら、お餅の新食感を楽しめる「れんこん牡蠣餅」はいかが? 「新しい家庭料理」を提案する料理家・今井真実さんのオリジナルレシピをご紹介します。

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今井真実

今井真実

いまい・まみ

料理家。毎日ごはんを作る人が嬉しくなる「新しい家庭料理」を提案する。雑誌、WEBメディア、広告などでレシピ考案、スタイリングを担当。「3度の飯よりお肉好き!」で、キャンプで焚き火をしながら塊肉を焼くのが一番のストレス解消法。
Twitter:@imaimamigohan

日本のお正月に欠かせない「お餅」。素朴なおいしさで昔から愛され続けるお餅は、もともとはハレの日に神さまに捧げる神聖な食べものだったそう。お正月に食べることで、その年の無病息災を祈るほか、お餅そのものが長〜く伸びることから長寿を願う意味が込められています。

そんな縁起物のお餅をお正月のみならず、「一年中楽しんでいます! 和洋のどんな料理にも合うし、アレンジ次第でお酒の肴にもスイーツにもなるのが魅力ですよね」という今井さん。どうやらお餅を年中楽しむのは、今井家の特殊なお餅事情が関わっているようです。

 今井さん
今井さん

夫の実家で、家族総動員で餅つきをする文化があるんです。もち米をついてこねるところからスタートするのですが、つきたてのお餅はやっぱり絶品ですね。お土産にも、どっさりとお餅をもらうので、我が家の冷蔵庫にはいつもお餅がストックされています。この行事は夫もその意図を知らぬまま、年に2回なぜか必須で開催されているんですが(笑)、そのおかげで身近な存在になったし、お餅をより好きになりました。

そんな今井さんに今回ご紹介いただくのは、「れんこん牡蠣餅」。

「ヤバいものを作ってしまいました。どうかしてるってくらい、本当においしくって……」とご本人が語るレシピ。さっそく伝授していただきましょう!

 今井さん
今井さん

冬が旬の「牡蠣」とお餅を合わせたらピタッとハマりました。牡蠣は旨みエキスたっぷりなので、余計な足し算はせず、シンプルに塩のみで味付けます。チーズのように、れんこんに絡むお餅の食感は、一度食べたらきっとクセになりますよ。牡蠣は砂抜きもしなくていいし、フライパンひとつで簡単に作れます!

  • れんこん(皮付きのまま)…200g
  • 切り餅…4個
  • 牡蠣…100g(小さめ約7個程度)
  • 万能ネギ…適量

  • 塩…2つまみ
  • サラダ油…大さじ1
  • ポン酢…適量
  • ラー油…適量
1) れんこんはよく洗い、皮付きのまま長さ6cmの細切りに、切り餅は5mmの薄切りにする。
2) 牡蠣は塩水を張ったボウルに入れ、ひだを指で擦りながら洗う。水がきれいになるまで何度か塩水を入れ替える。
3) 油を敷いたフライパンにれんこんを広げ、中火に点火する。2分ほど放っておき、焦げ目がついたら裏返す。
4) れんこんの上に切り餅をまんべんなく並べ、さらに2分ほど放っておき、裏返す。
 今井さん
今井さん

れんこんとお餅が所々くっついている状態でOKです。一度に裏返そうとせずに、くっついているれんこんの小さな固まりを裏返すようにすると楽チンです。

5) お箸で隙間を広げ、そこにキッチンペーパーで水気を拭いた牡蠣を並べる。牡蠣を片面2分ずつ焦げ目がうっすらつき、ぷっくりするまで焼く。
 今井さん
今井さん

しっかり火が通るように、れんこんの上ではなく、フライパンの上に牡蠣を乗せてください。

6) お餅とれんこんを何度か裏返し、香ばしい焼き目がついたら火を止めて、塩を2つまみ全体にふる。お皿によそって万能ネギのみじん切りをかけたら完成。タレをかけて召し上がれ。

ささっと素早い手つきで「れんこん牡蠣餅」を作り上げた今井さん。料理&お餅好きがゆえ、こうなったらもう止まりません。

 今井さん
今井さん

せっかくなので、お餅パーティーもしませんか? カットした餅を揚げたり、焼いたりして、お好みのトッピングで合わせていただくんです。子どもにも作業を手伝ってもらえばワイワイと盛り上がるし、小さくカットすればいろいろなお餅を味わえるので、大人にとっては最高のおつまみになります。それぞれお腹の空き具合にあわせて、ちょこちょこつまめるので、とっても楽しいですよ。

今井さんが提案してくれた「お餅パーティー」。もちろんジョイン希望ですが、まずはおすすめの食べ方を教えていただきましょう!

まずは「揚げ餅」から。

▲1/4にカットしたお餅をフライパンに深さ1cmほど入れた高温の油でさっと揚げる。表面がかりっとしたら引き上げるベストタイミング!
▲さくっと軽い食感がおいしい! 揚げ餅はお鍋などにそのまま入れてもおいしいそう
 今井さん
今井さん

揚げたお餅はガーリック塩と相性抜群! おうちで余っているスパイスをぜひ使ってください。外はカリッと、中はもちっとしていて、スナック感覚で楽しめるので、食べ出したらノンストップです。紙袋に入れて、青のりと塩でシャカシャカお餅にしてもおいしいですよ。カロリー爆弾ですが……(笑)

続いて、焼き餅の出番!

▲焼かれていくお餅を目の前に、笑顔が止まらない今井さん
▲香ばしい香りとともに、いい焼き色がついてきました
 今井さん
今井さん

我が家では、「パルメザンチーズ&オリーブオイル」や、大根おろしに卵の黄身を合わせた「黄身おろし」をよくいただきます。お正月明けなので、余っている「からすみ」があったらサンドするのもおすすめです。これはお酒にもよく合いますよ。

▲「パルメザンチーズ&オリーブオイル」。レモンの皮も削ってより爽やかに
▲こちらも今井家の定番「黄身おろし」。醤油を垂らして味わう
▲焼き餅に「からすみ」をサンド

ここまででも豪華なお餅パーティーですが、今井さんが織りなす “次なる一手”は、シズル感が満載。華麗なる一品に、食べる前からノックアウト寸前です……!

 今井さん
今井さん

ここで、ご馳走アイテムの投入です。すき焼きダレで甘辛く焼いた牛肉で焼き餅を包んでいただきます。一つでも豪華食材を入れると、お餅パーティーがいっそう華やぎますよ。

▲旨味と甘味が詰まった「すき焼き餅」は、唸るほどのおいしいさ。黄身おろしを添えても◎

定番の磯辺巻き、あんこ、きなこも用意したら、お餅パーティーの始まりです!

▲やっぱりはずせない「磯辺餅」
▲ほっとする甘さの「あんこ餅」
▲ちょっぴりの砂糖をプラスした「きなこ餅」
▲ずらっと並んだお餅たちにワクワク!

「お餅アレンジレシピ」が出揃ったところで、実際に今井さんに召し上がっていただきましょう!

まずは「れんこん牡蠣餅」から。

▲れんこんをつまむように箸で持ち上げると、とりわけやすい
 今井さん
今井さん

う〜ん、今日もおいしいです! 牡蠣の濃厚な旨みに、れんこんのシャキシャキっとした食感、そしてそこにチーズのように伸びるお餅が合わさって最高ですね。このレシピにたどりついてから、我が家でもすっかりお気に入りメニューに仲間入りです。この冬、何度でも味わいたいですね。

▲次はお餅パーティーメニュー。さぁさぁ、気になるそのお味は?
 今井さん
今井さん

ふふふ。どれも、もう笑っちゃうくらいのおいしさです。パルメザンチーズ&オリーブオイルや、黄身おろしはぜひ一度味わってほしいですね。そしてなんといっても、すき焼き餅! シンプルなのにどこか上品な組み合わせで、1枚でとても満足感があります。先ほど、この撮影をしている夫が試食をして、「これはわざわざ餅を買いに行くね」と、恥ずかしげもなく褒めていたくらいです(笑)。ぜひ、お正月に余ったお餅を最後まで楽しくおいしく召し上がってください。

今井さんのアレンジレシピを使えば、素朴なお餅もワクワク楽しいメニューに早変わり。今井カメラマンが絶賛した通り、あまりにおいしすぎて、お餅を買い足してしまうかもしれませんよ!

撮影:今井裕治
編集:ノオト

船橋麻貴

船橋 麻貴

ふなばし・まき

雑誌やWEB、広告などで執筆中。生涯の目標に締切厳守を掲げるものの、いろいろ遅れがちな人生。特技は暴飲暴食と思いつき旅。焼き菓子&パン1年生。

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