こんな使い方もできる! 「シャトルシェフ」ヘビーユーザーの料理家・神社あゆさんの活用法3選

短時間加熱した鍋を保温容器に入れ、余熱の力で食材に火を通す「真空保温調理器シャトルシェフ」。スープや煮込み料理だけではなく、他にも色々な料理に活用できるんです。「ほぼ毎日使っています!」と話す料理家・神社あゆさんに、実際に普段からしているという3つの使い方を再現していただきました!

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神社あゆ

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じんじゃ・あゆ

料理家。長野県在住、11、8、6、4、2歳の5児の母。身近な食材で作る簡単料理やお弁当、スイーツレシピを日々発信。節約や時短にもつながる内容が人気を呼び、企業のレシピ開発やテレビ出演、雑誌・Webインタビューなど多岐にわたって活躍中。
Instagram:@a.jinja

シャトルシェフは、短時間火にかけた調理鍋を、真空断熱構造の保温容器で丸ごと保温し、余熱で食材に火を通す『保温調理』ができる調理器具です。保温調理中は火を使わないのでコンロにつきっきりの必要がありません。

①加熱する

調理鍋を加熱し、所定時間沸とうさせる。

②入れる

保温容器に入れフタを閉め、あとはシャトルシェフにおまかせ。

③保温調理中

つきっきりの必要がないのでゆとりの時間が生まれます。

④できあがり

所定時間でできあがり。

あゆさんは1年中、ほぼ毎日のようにシャトルシェフを使っているとお聞きしました。普段はどんな風に活用されていますか?

神社あゆ
神社あゆさん

我が家には子どもが5人いるので、保育園や習い事の送迎、買い物など、毎日ちょっとした外出が多いんですよね。シャトルシェフならサッと加熱して、あとは保温容器に入れておけばいいので、スキマ時間に調理できるのがすごく便利! 使い勝手が良いので、気づけばもう5年以上使っています。今では友人の結婚祝いなどのプレゼントにはシャトルシェフを贈るのが定番になっているくらいです(笑)。

▲加熱した調理鍋を保温容器に入れて余熱で煮込みます。保温調理中は火を使わないので煮詰まって味が濃くなることもありません。

ここからは、実際にあゆさんがどのようにシャトルシェフを活用しているのか、例として3つの使い方を教えていただきました!

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時間に追われる朝、我が家では卵焼き感覚で具なしの茶碗蒸しを作っています。短時間でサッと火を通し、あとは保温容器に入れておくだけ。火加減を気にせずに済みます。茶碗蒸しは“す”を入れないように作るのが難しい面もありますが、シャトルシェフなら余熱で食材に熱を通すので表面もきれいにできますよ。

▲器は150mlのそばちょこを2個使用。調理鍋にキッチンペーパーを敷き、器の高さの半分ほど水を入れてから加熱します。
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Mサイズの卵1個を溶き、白だしを希釈しただし汁180ml、塩ひとつまみ、醤油とみりんを各少々入れて卵液を作っています。沸とうしたら弱火で2分ほど加熱し、後はシャトルシェフで10分ほど保温調理したらもう完成! 保温調理中は熱源不要なので置き場所を問わないのもいいですよね。

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夕方になると保育園や習い事の送迎などでもバタバタ……! 昼間の5~10分ほど、ちょっと手が空いたタイミングで夜ごはんの準備をしています。シャトルシェフと耐熱ポリ袋を使って、1度で2品同時調理!切って袋に入れておくだけなのでとっても簡単ですよ。保温中は火を使わないので、その間に外出もできちゃいます。

まったく違う料理を1回の調理でまとめて作ってしまうんですね! 時短はもちろん、さらなる光熱費の節約にもなりそうです。

▲ポリ袋は耐熱温度90~110℃の高密度ポリエチレン素材のものを使用。調理鍋に直接触れないよう、鍋底に耐熱皿を置いています。
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そうですね!今日は「味しみ五目豆」と「丸ごとポテトサラダ」を一度に作ります。長い間煮る必要がある五目豆も、シャトルシェフなら加熱時間は5分程度。耐熱性ポリ袋を使うので、使用する調味料は最小限でOKです。ポテトサラダに使うじゃがいもは丸ごとゆでるのでホクホクした食感になり、さらにうま味や栄養も逃さず食べることができますよ。

▲じゃがいもがかぶるくらいのお湯の量を沸かします。ポリ袋には1㎝角に切った材料と調味料(醤油、砂糖、和風顆粒だし、具材に使った干ししいたけの戻し汁)を入れ、空気を抜いて縛ります。
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お湯の中に食材を入れ、再沸とう後に弱火で5分ほど加熱したら、後は保温容器で40~50分程度。時間を置くほど味がしみるので、シャトルシェフでの調理にぴったりなんです。 じゃがいもにはぐるりと1周浅い切り込みを入れておくと、粗熱を取った後に皮がむきやすくなりますよ。

▲Myフードコンテナー 角型(KC-SA600)と丸型(KC-RA500)を使用しています。

皮をむいたじゃがいもはつぶして、塩もみした薄切りきゅうりやツナと合わせ、マヨネーズで和えたら完成です。五目豆は大豆の他にこんにゃくやさつま揚げ、干ししいたけなど。どれも大豆の大きさに合わせて切ってあるので、味が均等に馴染んでいました! 疲れているときでも「副菜はもうできてるんだ」と思うとホッとしますね。

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時間のかかる野菜の下茹でなどを、同時調理で済ませておくと便利です。五目豆は冷蔵庫で5日ほど保存できるので、作り置きにもおすすめです。他にも、低温調理で「サラダチキン」と「温泉卵」なども一度に作れますよ。

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最後は、ひとつのお椀で野菜もお肉もたっぷり食べられる、具だくさんの豚汁を作ります。火が通るまで時間がかかりがちな根菜類も、シャトルシェフの保温調理で煮崩れせずにやわらかく仕上がるんですよね。離乳食の取り分けにもおすすめです。

体の芯まで温まる、具だくさんの豚汁。あゆさん宅ではスライスしたしょうがをたっぷり加えて作り、盛り付けの時に大人のお椀にだけしょうがを入れているそう。

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私がいつも家で作る時は、調理鍋での加熱時間は約10分、味噌を溶かし入れたら2時間程度保温します。夜ご飯にしたい時間を逆算して取り掛かるようにしていますね。シャトルシェフは保温力が高いので、習い事で後から食べる長男や仕事で遅くなる夫にも、温め直しせず出せることが多いんです。

今回はあゆさんに4品を作っていただきましたが、実際の加熱時間はどれも10分以下でした。保温調理している間に他の家事ができるのも大きな魅力ですよね。

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神社あゆさん

そうなんです。子どもがいるとキッチンにつきっきりで料理するのは難しいですが、シャトルシェフでの保温調理なら焦げ付きや吹きこぼれの心配がないので安心です。

今回作っていただいた4品以外に、あゆさんはどんな料理を作っていますか?

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シャトルシェフは汁物や煮込みだけではなく幅広い料理が作れます。お米やおこわも炊きますし、クリスマスにはローストビーフも!「煮る」「茹でる」などの工程はシャトルシェフに任せられるので「出番がない……」と、収納したままなのはもったいない!ぜひシャトルシェフでたくさん作ってみてほしいですね。

忙しい毎日の味方になってくれるシャトルシェフ。保温調理中は他のことができるので、1日の時間を有効活用できます。サーモスの公式サイトにも、シャトルシェフを使ったレシピが数多く紹介されています。ぜひチェックしてみてくださいね。

撮影:山下コウ太
編集:Nadia
執筆:田窪 綾
調理師免許を持つフリーライター。惣菜店やレストランで8年ほど勤務経験あり。食分野を中心に、Webや雑誌で取材やインタビュー記事作成などを行っている。

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