HOW TO USE

調理を始める前に、必ずお読みください。

レシピの分量を増減する場合は、材料とともに水、だし汁、調味料なども同じ割合で増減してください。ただし、次の3点にご注意ください。

分量を減らすとき

材料が煮汁に十分ひたるようにしてください。
また、分量は最低2人分以上としてください。

分量を増やすとき

材料などが調理鍋の8分目を
超えないようにしてください。

調理時間は変わりません

分量を変えても、「沸とう調理時間」
「保温調理時間」は変わりません。

基本の手順

  • 1調理鍋を保温容器から取り出し、材料を入れて火にかけます。

    煮汁は、たっぷり多めに

    材料が煮汁にひたっていないと、味がしみ込みません。煮汁は材料すべてがひたるように、入れましょう。

  • 2沸とうしたら、調味料を入れて味つけし、加熱を続けます。この時間を「沸とう調理時間」と呼びます。

    材料の大きさで、調理時間を調節

    大きめの材料を使うときは、火が通るのに時間がかかるので、レシピに記載されている沸とう調理時間や保温調理時間より、少し長めにしましょう。

    味つけは、できあがりのお好みで

    保温調理中は鍋を火にかけないので、煮詰まって味が濃くなることはありません。最初の味つけができあがりの味になるので、薄めにせず、好みの味で調味しましょう。また、保温調理後に、煮詰めたり、調味料を加えたりしてお好みの味に仕上げることもできます。

    ※この間に材料のすべてに、十分な熱を与えます。

  • 3沸とう調理時間が終わったら、調理鍋を火からおろして保温容器に入れ、所定の時間そのままにします。
    この時間を「保温調理時間」と呼びます。

    保温調理中は、フタを開けない

    保温調理中は、調理鍋のフタと保温容器のフタを両方とも閉めましょう。保温調理中に何度もフタを開けると、料理の温度が下がり、調理できなくなります。このような場合は、もう一度調理鍋を火にかけ、沸とうさせてから保温容器に入れ直してください。

    ※この間に保温容器の高い保温力で、じっくり煮込みます。

  • 4保温調理時間が過ぎたら、調理は完了です。

    保温調理時間は、最低必要時間

    保温調理時間を超えても保温容器に入れておくと、保温機能によって料理はさらに煮込まれていきます。「保温00分以上」と記載されているレシピは、所定時間を超えても、できあがりのおいしさを保つことができる料理です。めん類などゆで時間が決まっている料理は、煮すぎないように調理後すぐに取り出しましょう。

    保温時間が長くなったら、再加熱

    長時間(4人分で8時間以上)保温するときは、腐敗を避けるため、再度火を通しましょう。分量が少ないときは、保温力が低下するので、早めに再加熱してください。

    寒冷地では、火の通りが不十分なときがあります。このようなときには、もう一度加熱を行いましょう。