サーモスの歴史
100年あまりの歴史をもつサーモスならではの秘蔵の資料や技術秘話を紹介
サーモスの魔法びんが生まれ、世界中で使われ続けてきた歴史の中には、多くの冒険家や探検家たちとの出会いなどが、古い資料から読み取れます。
歴史のはざまに見るサーモスの製品や広告。逸話の数々をご覧ください。
- 1890〜1930年代
- 1978〜1999年
- 2001〜2017年
広告に見るサーモスの歴史
貴重な広告資料から100年以上にわたるサーモスの歴史を読み取ります。
英国王室御用達の認証も
サーモスの製品は、英国王室から御用達の証である紋章をつける権利をえて、広告にもその紋章が記載されています。
このころにはサーモス製品は世界中で認知され、信頼されるようになりました。
1910年代の暮らしとサーモス
1904年に登場した魔法びんは、時代の変遷とともに形状や機能を変えながら世界中で愛用されてきました。
生活と密接になった魔法びん
1910年代には第一次世界大戦が勃発するなど、世界中が大きく混乱し、変化した時代でした。サーモスの広告にもこうした時代背景が映し出されるように、魔法びんは人々の生活と非常に密接な存在になってきました。
広告に見る近代の世相
1909年の11月に実施したクリスマスキャンペーン広告にスポットを当てます。
明治時代には日本に登場
明治41年の日本の広告。「驚くべき発明なる寒暖瓶」と表記してドイツサーモス社製の魔法びんを紹介しています。
世界各国に広がる
1907年にはイギリス、アメリカ、カナダでサーモス各社が設立されました。これ以降、急速に世界中に魔法びんが普及し、各国の遠征や探検などにサーモスの魔法びんが使用されるようになりました。
サーモスの誕生
デュワーの元でガラス容器を製造していたドイツのガラス職人ラインホルト・ブルガーは、このガラス製の真空ボトルを保護用の金属ケースで被うことを考案しました。このパテントを1903年にドイツで取得し、翌1904年にブルガーは、THERMOS G.m.b.H.(テルモス有限会社)をベルリンに設立しました。商品としてガラス製魔法びんの生産を開始。ちなみにブランド名のTHERMOS<テルモス>はギリシャ語の「熱の意」から来たもので英語読みではサーモス(Thermos)です。
現存する製品から歴史を見る
現在サーモスに残る歴史的な製品から、当時の社会情勢や価値を探ります。
魔法びんの原型が考案される
1880年代にドイツの物理学者A・F・ヴァインホルトが、真空容器を発想し、この考えをイギリスの科学者ジェームス・デュワーが、1892年に真空の二重ガラス容器を考案しました。このガラス製の真空ボトルが現在の魔法びんの原型といえるもので、「デュワーびん」として知られています。