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【イベントレポート】CLUB THERMOS 会員様限定 「サーモス 真空保温調理器シャトルシェフ」を使った家事のタイムマネジメント教室を開催しました!

育児休暇からの復職、子供の入園・入学、お弁当作り……。新しい生活がスタートすると時間の使い方が変わり、軌道に乗るまでが大変です。
そこで2018年5月10日、「ビジネス」と「家事」両方の見地から効率的な家事を行うためのトークイベントを、慶應義塾大学大学院の米澤創一特別招聘教授と、料理研究家・育休復帰プログラム講師・ライターの田内しょうこさんをお招きして開催しました。

満員となった会場では、多くの女性が登壇者の話に耳を傾け、簡単に家事時間の効率化が図れる『シャトルシェフ』を使った実演に見入りました。

「生活の中にシャトルシェフを取り入れることで、ゆとり時間を作って欲しい」。

イベントは、サーモス社員の近(ちか)聖子による製品紹介からスタート。
普段から『シャトルシェフ』を使っている近は現在、4人の子供を育てながら時短勤務中。「『シャトルシェフ』はコンロにつきっきりになる必要がないため、保温調理中は洗濯や掃除など別の家事ができたり、外出することも可能です。生活の中にシャトルシェフを取り入れていただき、ゆとり時間を作っていただけたらと思っています。」

家事に関する悩みで目立つ「時間がない」「毎日のメニュー決め」

製品紹介の後は、米澤特別招聘教授と田内さんによる『シャトルシェフ』を使った効率的な家事のタイムマネジメントに関するクロストークです。

参加者に、日頃の家事に関する悩みや時間の使い方に関する悩みについて聞いたところ、最も多かった回答が「時間がない」。仕事との両立や、出勤する前にその日1日分の食事すべてを用意しなければならないことで時間のやりくりに悩まれている方がいることがわかりました。
田内さんは、「時間がない」という悩みに共感。「働いているお母さんはもちろん、介護をしている人など本当にいろんな方たちから『時間がない』と聞きます。若いママたちからよく聞くのは、『家事にしても育児にしてもまだ、女性の負担になっている』ということ。最近の女性は勉強や仕事に打ち込んできて料理の経験があまりない方も多くいます。そのような方が結婚・出産を機に料理やその他の家事、育児を任され、すべてを抱え込んでしまい苦しんでいる方が多いと感じています」とお話しされました。
「時間がない」に次いで多かった悩みは、「毎日のメニュー決め」。レシピが乏しい、帰宅後に手早く作れるボリュームのあるメニューが知りたい、といった声が目立ちました。
この悩みの解消に田内さんは、「そんなにたくさんの種類を作る必要はない」とコメント。とくに育児休暇から復帰したばかりの方は、育児休暇中と同様に家事をこなしつつ、仕事も頑張ってしまう傾向が多いと注意を促しました。その上で「『シャトルシェフ』をおすすめ。例えば、忙しいと炒め物中心になり、時間がかかる煮物や汁物は作りづらいですが、『シャトルシェフ』を使えば、朝に5〜10分程度煮込んだものを保温容器に入れるだけで、調理時間は変わらないのに食材に味がしみた美味しい煮物を食卓に出すことができます。

料理にも適用できるプロジェクトマネジメントとは

米澤特別招聘教授は、専門のプロジェクトマネジメントの観点からお話しされました。プロジェクトマネジメントとは、やろうと思っていることをうまく行かせるノウハウを科学的にまとめたものです。「プロジェクトマネジメント」というと、家事とは関係なく仕事やプロジェクトに適用するものと思いがちですが、米澤特別招聘教授は「そんなことはない」ときっぱり否定。「家事や生活にも、プロジェクトマネジメントの視点を取り入れることができます」と、料理とプロジェクトの関係を説明されました。

まず、プロジェクトには「品質」「コスト」「納期」という満たすべき3つの目標がありますが、料理も同様に、「味、安全性」「予算」「準備時間」の3つを満たさなければなりません。
また、プロジェクトには予算などの制約条件が付きまといますが、料理にも予算、スキル、調理道具の数などといった制約条件があります。「複数の工程や制約条件などがある料理は、プロジェクトマネジメントとの相性がピッタリであり、適用する場であります」とのことです。

料理のタイムマネジメントで重要な5つのポイント

また料理のタイムマネジメントについて次の5つのポイントを示されました。タイムマネジメントとはプロジェクトマネジメントのひとつの要素であり、やるべきことを時間の観点で最も効率的に行えるようにすることが重要だそうです。

<第1のポイント:作業の依存関係を整理し、作業の優先順位を決める>

例えばカレーを作る場合、米を研ぐことと、炊飯の間には明確な依存関係があり、カレーの材料を切ることと、それらを煮込むことの間にも明確な依存関係があります。米を研ぐことと材料を切ることは同時にできません。なぜなら、料理人が一人であるという制約条件と、それぞれの仕事がつきっきりにならければいけないというプロセスの特性があるからです。まず取りかかるのは米を研ぐこと。材料を切って炒め、煮込むことは、炊飯中にできます。カレー以外の料理でも、まずは作業の優先順位を決めなければなりません。

<第2のポイント:似た処理はまとめて行う>

カレーと肉じゃがのように、材料が似たものはまとめて材料を切ってしまえば、その後は2つの鍋を使い炊飯中に煮込めば両方作れます。肉じゃがの材料とカレーの材料をそれぞれ切って煮込むより、肉じゃがとカレーの材料を同時に切ってしまう方が速いです。これは作業の種類を切り替える際の切り替えコストを減らすことができます。コンロが2口以上あれば、同じぐらいの時間で2品できるわけです。

<第3のポイント:制約条件を識別し、解消可能かどうかを検討する>

コンロが1口しかなかった場合、カレーと肉じゃがは同時に作れません。しかし、カセットコンロや『シャトルシェフ』があれば同時に作ることが可能です。コンロが1口しかないという制約を解消できる手段があるかどうかを見極めることが大事です。

<第4のポイント:並列処理の可能性を考える>

炊飯中にカレーや肉じゃがを煮込んでいる間はやることがありません。しかし、この時間があればサラダぐらいは作れます。

米澤特別招聘教授は「同じ時間の中でアウトプットを増やすためには同時並行の作業が必要ですが、人間の脳は同時並行の作業が苦手です。『シャトルシェフ』は時間をしっかりかけるが手がかからないため、平行処理をうまくできる仕組みになっています。」とコメント。例えば、コンロが1つしかなければカレーを煮て作り、炊飯器でご飯を炊くことしかできませんが、ここにシャトルシェフがあると、ご飯を炊きながらカレー、肉じゃが、サラダと計4品同時並行で調理できると紹介しました。

<第5のポイント:「共通部品化して使い回す」>

牛すじを下処理して柔らかくなるまで煮込んだものを大量に用意すれば、牛すじ煮込みや牛すじカレーのほか、おでんのタネ、お好み焼きや焼きそばの具に使い回すことができます。

5「ほんの少しの先取り」が時間の有効利用につながる

料理のタイムマネジメントを実感してもらえるよう、イベントでは『シャトルシェフ』を使った料理作りも実演。参加者の前で田内さんに、カレーを作ってもらいました。
「育児中は慌てて作ることが多く、小さく切った野菜やひき肉を使ったカレーが多い」と言う田内さんですが、今回は大きく切った野菜や肉を具材に使用。加熱した調理鍋で材料を炒め、水を加えて5〜10分煮立て、保温容器に入れて30〜60分程度保温すれば、おおきな具材でもしっかり火が通ります。保温容器から調理鍋を取り出して火にかけカレールウを入れて溶かせば完成です。

田内さんは、「ほんの少しの先取り」を提唱しています。「夕方にカレーを作りたくても10分しか時間がなければ、さっと作れるものになってしまいますが、『シャトルシェフ』を使って朝に10分間煮込み、保温容器に入れておけば、具材の大きい美味しいカレーがいただけます。夕方の10分を朝に先取りした時間差調理を『シャトルシェフ』は可能にします。
また、近の場合は、休みの日は昼食を片付けながら『シャトルシェフ』でカレーを仕込んでおくこともあるとのこと。「夕方から習い事に出かけてしまう子供が帰ってくるのを待たず、残った子供たちと先に夕食を食べてしまうのですが、『シャトルシェフ』は保温力が高いので温め直しが不要で、習い事から帰ってきた子供もすぐ食べることができます。」

6共通部品化で離乳食を作る

このほかの例として、近が育児休暇中に行っていた、『シャトルシェフ』を使った子供の離乳食作りも紹介されました。「離乳食作りでは舌でつぶせる固さにすることが難しく感じたのですが、『シャトルシェフ』であれば野菜が余熱で柔らかくなり、入れておくだけで何の苦労もなくできました。米澤先生が仰っていた共通部品化のように、離乳食の材料はジャガイモやニンジンなど、カレーと同じなので、煮込んだ野菜から離乳食の分だけ取り出して、残りを大人が食べるカレーの具材にすることもしました」と話しました。
田内さんによれば、離乳食に関する悩みは多く、とくに1人目の子供の場合、大人の食事とは別に作ろうと頑張ってしまいがちとのこと。「一緒に煮たものの中から取り分けて食べることはいいことだと思います。手をかけずやわらかく煮込めるのは『シャトルシェフ』のいいところですね」とお話しされました。

最後に米澤特別招聘教授は、著書「プロジェクトマネジメント的生活のススメ」(日経BP社)の言葉「人生の目的は、幸せになること、幸せでいること。」を引用され、食事作りを効率化し、それによって得られたゆとりの時間を自分にとって幸せなことに有効活用してほしいと話されました。

参加者からは「先生のマネジメントに関する考え方が勉強になりました」、「主婦や子供がいる人以外にも役立つ情報でした。ふだん料理をしない男性にも聞いてもらいたいです」など貴重なご意見をいただきました!
ゆとりの時間を作るのに、ぜひ『シャトルシェフ』をお役立てください。